Short Short Story旅の男

何気ない昼下がり

空の中に
消えてゆく
少しの  雲


見上げて
瞳に写る
たくさんの  雲


右の目から        左の目へ


たゆたう空の影は
とめた歩みより

ゆっくり    ゆっくりと

流れていく